建築を作るには、設計者やお施主様の思想やアイデアだけでなく、施工に関わるたくさんの方々が丁寧にお仕事をして頂けることがとても大切です.
どんなに良い設計をしても施工者に思想が伝わらなければ、とても悪い建築にもなり得るのです.
建築は、設計者も施主も施工者も携わった皆様が「私があの建築を作った!」という愛着と主体性を持てるかどうかが重要だと思います.
yohakuのプロジェクトでは、解体を 躯体整形 有限会社 さん、施工を有限会社志水建工さんという我々がいつも信頼をおいている施工チームにお願いしようと考えております.
躯体整形 有限会社の代表は、井上の実の兄でもあり、フジワラボで担当した POLY-HOUSE の解体工事から
我々のプロジェクトはいつもお願いしております.(お施主様には、解体と施工を分離して契約してもらってます)
元々はコンクリート躯体の斫りを専門とされていて、Poly-Houseでは提案の肝となる スラブに開けられた3つの穴 の部分をご協力頂きました.
有限会社志水建工の志水さんは、千駄ヶ谷のご近所さんでもあり、フジワラボオフィス(外苑ビルのとき)のビルオーナーでもあり、共に せんだがやタウンマーケット の企画運営も行っています.
本日は解体・施工チームで現調を行ってきました.
周辺環境を確認し、工事中の搬入・駐車等の状況を確認
図面を見ながら、今回の施工範囲の確認や、配管の状況からトイレ新設計画、既存の仕上げの状況等を確認してもらいました.
こちらでは分電盤を確認し、電気系統について話し合っています.
もとは印刷工場でしたが、今回の用途変更に際し、電力を使用する場所に偏りが出ているため、
ブレーカーが頻繁に落ちてしまうとの事です.
今回の1F工事は施工スケジュールのスピードが求められるので、プロジェクト初期段階から、
施工チームと共に検討を進めていきます.
まずは、全体の予算感を把握(解体面積、施工面積、仕上の仕様を分析)し、
急ピッチで提案を作成していきます!
使い方の変更や展開も考慮した自由度のある柔らかい計画にしていくつもりです.
スタディやプロセスも随時アップしていきます.
また、yohaku+Soiで別プロジェクト(パン屋さんのユニフォーム計画!?)も始動するかもです!
乞うご期待!
Soi 井上