GYRE3FのEYE OF GYREで開催中のアセンブル “共同体の幻想と未来”展に行ってきました.
アッセンブルは、2010年に15人のメンバーによって結成され、アート、デザイン、建築といったジャンルを越えた市民的公共性に根差しながら、社会的活動を行なう建築家集団です.イギリスの権威ある現代アートの「ターナー賞2015」を受賞しています.gallery-Aでは、廃屋化した住宅を修復するケアンズ・ストリート住宅のプロジェクトが紹介されています.
会場デザインは、藤村龍至さんです.パネルがクリップで止められ、虫ピンで壁に打ち付けてありました.
gallery-Bでは、グランビー・ワークショップというアッセンブルが設立した工房が紹介されています.この工房は、クラフトに興味のある地元の住民を雇い、作り方の手ほどきを与え、完成した商品をネット販売しているそうです.その収益をグランビーの地域再生活動に還元するシステムを構築しています.偶然性、即興性、ハンズオン(=手を使った実地体験的)という言葉で解説がされていて、我々の興味ととても近い観点の活動です.
gallery-Cは、gallery-Aで紹介されていた、ケアンズ・ストリートで、の公共施設「ウィンター・ガーデン」の展示です.二階建ての廃屋二戸を草木が生い茂るインドアガーデンとアーティスト・イン・レジデンスを併設する集会場「コモン・ハウス」を作るプロジェクトです.
時間がない中で、詳しく見きれなかったのですが、、、とても興味深い内容なので、またあらためて見に行こうと思います!
その後は、立川のビルプロジェクトの打合せです.協働して頂けるパートナーが二人見つかり、無事にプロジェクトが始動しました.
今回から関わるメンバーが我々二人以外にも増えるので、ドキドキワクワクです!
—
アセンブル “共同体の幻想と未来”展
会期:2016年12月9日(金)~ 2017年2月12日(日) 11:00〜20:00
*2017年1月1日休館
会場:EYE OF GYRE / GYRE 3F 渋谷区神宮前5-10-1
—