明祥ビルの概算見積が提出され、本日は二回目の打合せをしてきました.
明祥ビルの手前の公園が現在リニューアル工事中で一部の樹木が伐採されています.少し鬱蒼としていた木々を選定し、また新たな木を植えるそうです.この公園は戦後避難民が集まった場所がすこしづつ整備され、現在のような形になっているので、そうした歴史ある樹木を何とか活用できないかとお施主さんから要望があり、それは素敵なアイデアですねと賛同しました.さっそくお施主さんに区役所に掛け合って頂き、イチョウ1本と欅2本を頂けることになりました.どういった活用方法とするかまだ未定ではありますが、今後検討していきます.
今回の打合せには、1/50模型を用意してきました.提出した概算見積図の内容と、概算見積の内容を見て、大枠の計画案の了承は頂きましたが、予算の方は、減額調整がまだまだ必要です.工務店の方とこれから検討していきます.
打合せの後は、帰り道にあったMAREBITOさんのお店に立ち寄ったのをきっかけてに「点店」という中央区の4つの古道具店を点と点で繋ぐというイベントを知り、少し街歩きをしてみました.写真は、「点店」の中のひとつのお店さんのはちというお店入り口にあった瓢箪のサインと瓢箪の多肉寄せ植えです.店主が瓢箪モチーフが好きということだったので、大和田実家のひょうたん美術館のお話で盛り上がりました.
さんのはちの近くに前々から興味を持っていた森岡書店があると知り、行ってみました.森岡書店は、「一冊の本を売る本屋」というコンセプトで、一回に一冊の本のみを販売するというとても変わった本屋さんです.
詳しくはこちらご覧ください。→森岡書店 銀座店ができるまで
今回は、ブックアーティストの松永亨子さんの『夢を記録するための手製本のノート』の販売をしていました.店内の展示台の脚やカウンターの棚、黒電話等素敵なものが集まった店内です.
今回の販売に合わせて、松永さんの個展『正方形の皮膚・正方形の瞳』も開催されています.科学者のみた夢のイメージと動物と自然のモチーフをコラージュして、最後に蜜蝋を塗り込み、紙が半透明にすることで、裏表に描かれたモチーフが重なりあったもので、正方形で展開する折本になっています.
蜜蝋を使って、こういったアイデアの展開ができるんですね.上部に飾ってある茨の木が落とす影もまた、コラージュと重なりあって、不思議な空間になっていました.森岡さんともお話しができて、とても楽しい街歩きでした.
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東京都中央区新川1-3-23 八重洲優和ビル 2B
営業時間|木・金曜日 13:00〜19:30
土曜日 13:00〜18:00
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東京都中央区新富2-4-9三新ビル3F
営業時間|不定期 13:00ー18:30
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森岡書店銀座店
東京都中央区銀座1−28−15 鈴木ビル1階
営業時間|13:00~20:00 月曜休
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Soi 井上