NINOW Vol.2
|2018 /会場構成・什器・什器製作
|場所 /ヒルサイドテラスアネックスA棟 2,3階
|協働 /NINOW出展者 LIU KOBO 神戸不燃板工業 02 library 秋山由季(信州大学工学部建築学科3年/インターンシップ)
“担う”という意思の表明
前回の NINOW Vol.1に続き、今回もこれからの産地を担うテキスタイルデザイナー達の為に、展示会の会場構成・什器の設計、そして今回は什器の施工も行いました.
展示会場をヒルサイドテラスアネックスA棟2,3階へ移し、前回より倍以上も広くなった空間を、前回以上の熱量、密度で満たすことが求められました.
前回を超える熱量、即ち”生地の力”を示そうという方向性を出展者と私達、今回会場のサイン計画、DM等のグラフィックをお願いした02 library の吉本さんと共有し、それぞれが最大限の創造を担う事で作り上げています.
2階のスペースには、前回の什器を引き継ぎ、 LIU KOBOさんに今回もご協力を頂き、最新の一推し生地を張り替えをしました.さらに前回の反省点(各出展者のキャプションの設置、生地の展示スペースの不足、商談スペースの確保)を修正する形で前回の什器をリノベーションし製作しています.
什器上部に新たに出展者のキャプションを設置できるように加工し、生地の展示スペースと商談スペースは、ハンガーパイプ付きの打合せテーブルをSoiで設計・施工しています.(施工にはインターンシップに来ていた信州大学工学部建築学科3年生の秋山由季さんにもご協力頂きました)
3階は、各出展者100枚ずつの生地サンプル計600枚が並ぶ展示空間です.
全体のサイン計画・キャプションを02 library の吉本さんにお願いしています.
ただ生地を100枚ずつ並べた様が美しいだけでなく、
来場者が素材としての情報を受け取り、そこから新たなる構築が生まれることを意図しています.
作る人、使う人、川上、川下、そんな括りはどうでもいいから、
目の前にある可能性に満ちた素材から新たな創造を始めて欲しいと願いを込めて、創造の楽しさを皆で担うそんな展示空間としています.
photo:市岡 祐次郎(しゃかいか!)
2階展示什器
photo:市岡 祐次郎(しゃかいか!)
2階商談スペース
photo:市岡 祐次郎(しゃかいか!)
3階展示空間
photo:市岡 祐次郎(しゃかいか!)
3階生地サンプル展示
photo:Tomoko Mohri
プレゼンテーションタイム
photo:Tomoko Mohri
NINOW出展者
photo:Tomoko Mohri
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NINOW Vol.2 -TEXTILE JAPAN IN PROGRESS- vol.2
これからの産地を担い、未来に繋げる
開催日時:
3月27日(火)11:00~20:00 /プレゼンテーション14:00~15:00
3月28日(水)11:00~17:00
開催場所:ヒルサイドテラスアネックスA (住所〒150-0033東京都渋谷区猿楽町29-21) / TEL:当日090-6368-9522)
参加デザイナー:5産地6企業・デザイナー(五十音順)
穐原真奈(兵庫県 播州産地・大城戸織布)
井上美里(山梨県 郡内産地・株式会社 槙田商店)
小野圭耶 (兵庫県 播州産地・東播染工株式会社)
川上由綺(群馬県 桐生産地・桐生整染商事株式会社)
小島日和(愛知県 尾州産地・terihaeru )
斎藤慧理(滋賀県 湖東産地・株式会社 林与)
協賛:ミナ ペルホネン
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