前回のサンプルを受けて、2016年4月16日(土)-17日(日)開催のせんだがやタウンマーケット/Sendagaya Town Marketに向けた塗装ワークショップの試作ワークウェアをどうするかを打合せしてきました.
施工作業は、膝をつきながら作業することが多いので、膝部分にクッションになるようなものを検討中です.
余白の渡辺さんがいくつか候補となる綿を見せてくれました.
大きな毛糸の玉のようなものは、綿のスライバーというもののようで、繊維を平行にそろえて、ひも状に引き伸ばして、捻りながら太い綿の棒のようにしたものだそうです.そのままでも小さなクッションの椅子になりそうなヴォリューム感です.
今回は実験的に、スウェット地をエプロンスカートの一部につけて、2つの生地が重なるようなものをタウンマーケットに向けて作ることにしました.
エプロンスカートには、ポケットを一つつけます.
片面にマチがついて、蓋がされたようなポケットのサンプルを佐藤さんが作ってきてくれました.片方マチも可愛いですね.
1stサンプルは女性でぴったりのサイズだったので、ワークショップで男性も着れることを考えて再度サンプルを作って来て頂きました.
男性も着れるということで渡辺さんに着用して頂きました.
我々が好きなコウモリのようなシルエットのタイプを!という要望を受けて、腕部分と前身頃が一体となったパターンのサンプルになっています.
ただこのパターンだと腕を上げた時に袖が引っ張られて、一緒に上がってしまいます.
yohaku×Day un dayで製作したくるめがすり -yohaku×Day un day-の初期サンプルのパターンが参考になるかもと渡辺さんが持ってきてくれました.3人共着用してみましたが、男性でも女性でも楽に着用でき、作業性も良いので、こういった形に近づけることにしました.
サンプルに裁縫で使用するテープをあて、布量を計算!マーケットで製作する生地の備後絣は単価が高いので、”ワークウェア”と考えると高くなりすぎてしまうのでは、、、という心配も出てきました.
サンプルで使用したシーチングも着用した印象はとても良かったので、シーチングを使用した”ワークウェア”タイプと備後絣を使用した”衣服”タイプの2パターンの展開もありえるかもというお話になったり、riyouの1Fを塗装の際はみんなで、”ワークウェア”タイプのものを着用して塗装しようというお話になりました.
今回は、販売や値段の事は気にせずにマーケットに向けて一度試作します.
ワークショップで着用してみて、現場でのリアルな意見をヒアリングした後、今後の展開を考えることにしました.
マーケット当日どんな仕上がりになるのかとても楽しみです!
当日是非ワークウェアに袖を通して皆様のご意見もお聞かせ下さい!
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第四回せんだがやタウンマーケット開催概要
会場: 渋谷区千駄ヶ谷 鳩森八幡神社境内
日時: 2016年4月16日(土)8:00 – 16:00
2016年4月17日(日)8:00 – 16:00
Facebookページ: https://www.facebook.com/SendagayaTownMarket
お問合せ: info@sendagayatown.com
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Soi 井上