ずっと楽しみにしていたイサリビ -未来も魚を食べるぞ通信-の創刊号『鯖が食べられなくなる日』が届きました.
我々恥ずかしいことにまったく知らなかったのですが、四方を海に囲まれ、世界最大の漁業大国であった日本の水産資源は、とても危機的な状況なんだそうです.その原因の多くは、種の保存を考えずに、ドンドン魚を採ってしまうことにあるそうで、このままでは、本当に『鯖が食べられなくなる日』が来てしまうくらいの状況なんだそうです.この雑誌は、国内外でサスティナブルな漁業に取り組む組織や人々をクローズアップし、彼らが実際に獲った魚を味わいながら、課題解決のヒントを読者とともに探っていくという思いでつくられています.創刊号は、サスティナブル漁業で採れたノルウェーの鯖が、茨城の越田商店で干物にされた「もの凄い鯖」がこの鯖に関する紙面と共に届きます.我々は、シンプルに焼いてみたのですが、本当に美味しいのです!!今後もイサリビの活動を応援していきます!
そして本日は 余白鳥越店でサテライトの日&yohakuさんの展示【余白にあつまるvol.2】合同展示会です.手前では、いざきあつしさんの器とPINTさんの雑貨が販売されています.
奥のスペースは、今回もyohakuさん、福岡の宮田織物さんとうなぎの寝床さんと三者合同展示です.先程手前で販売していたいざきさんの器から好きな器をチョイスしてコーヒーを飲めるというイベントも同時開催していました.
器の形状から八蔵さんがそれに合うコーヒーをドリップしてくれます.
とても素敵な試みです.この場所で水が使えていることも嬉しい光景です.
また前回話題になっていた水ジミ補修について、代表の渡辺さんから、我々には思いもよらなかったご提案を受けました.工事の途中で付けてしまった水ジミについて、すぐに「単なる補修」をするのではなく、どうせ補修をするのであれば、もう少し使ってみて、使い心地等も含め味わってから、後で補修する方が、みんな気持ちよく進めるのではないかというご提案です。そしてその時は、色も違うものにしたりするというのもいいんじゃないかと、それなら喜んで工事費を支払えるという「クリエイティブ補修」です.我々は、この提案に、はっとすると同時に、自分達の視野の狭さにも反省しました.
コーヒーを楽しんだ後は、南太田の工場の打合せです.この一週間FB上で様々なアイデアや意見を交わし、その中で考えた事などを話合います.話題になった藤本壮介さんのt-houseの模型も今回栗原くんがスタディのため製作してくれました.(勝手に再読シリーズ)
それぞれ考えてきた事や案を話合い、13時から始まった打合せは、あっという間に18時過ぎになっていました.でも面白いアイデアも出て、また来週の打合せが楽しみです.
下へ行くと今回の展示の中打ち上げが始まっていました.
この展示やお店作りに関わった方々(余白ファミリー)が集まって、また夜遅くまで、色々なお話をしました.ご馳走様でした.
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【余白にあつまるvol.2】合同展示会
日時:2017年2月24日(金)-26日(日) 11:00~19:00
※最終日26日は17:00まで entrance free
場所:余白鳥越店
台東区鳥越2-2-7
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Soi 井上