明祥ビル+Soiプロジェクトの解体は後半戦に入り、既存躯体の状態や設備の様子が見られるようになったので建築工事をして頂く株式会社シグマテックの現場監督の井出さんと電気屋さん、警備システムをお願いする全日警さんと共に現調してきました.
現場を見る前に向かいの公園で伐採した木(今回お施主さんの計らいで、この木を小学校に寄付+残りを明祥ビルで何か活用できないかということになっています.)を近くで見てきました.想像よりも大きく、、、大きい木で570Φ、小さいモノでも400Φあり、長さは2M近くありました.手で運ぶことは難しいので、、公園のリニューアル工事が終了する3月15日前後に現場一階に運ぶことになります.
解体現場は、2F部分は、殆ど解体は、終わっています.床も、壁も天井もとても状態が良く、今回予算の関係からも床、壁、天井の仕上げは、ほぼ躯体仕上げとなりますので、設計側としてはとても嬉しい状況です.しかし、工事する側としては、躯体のまま利用する改修工事というのは、逃げ場がなくとても厄介なものになってきます、、、.電気屋さんにはどうにか逃げ場を作ってくれないと困ると懇願されました.予算やデザインのバランスからももう一度その部分は検討してみようと思います.
3F部分の解体も大方すっきりしていました.少し既存の天井配管はごちゃごちゃっとしていますが、壁と床の状況はこちらも綺麗です.
こちらは、三回奥の水廻り箇所の解体、、、壁がコンクリートブロックで出来ていたため、すごいことになっています.
4階の躯体状態は、あまりよくありません.特に北側壁は、新たに仕上る必要があります.また、床下には、施工時の資材搬入等に利用する「ダメ穴」が、設備ルートに活用されていました、、、
本当は、工事の最後にこの穴は、埋めるのですが、、、、今回、解体してみて初めて発覚しました.
さて、Soiの拠点となる5Fはさらに状態が悪い、、、.北側の壁は、モルタルが至る所にボロボロっとくっついています.また天井は木毛セメント板打込でした.想定よりも仕上や補修に予算を取られそうです.
屋上からの公園の景色も、大分スッキリしました.
それともう一点、水の元栓の水量を見てみましたが、、、、20Aしかなく、今回のビルの仕様規模では足りなくなりそうということが判明しました、、、、.本見積の到着が怖いです.
Soi 井上