5つの床プロジェクト の現場の後は、yohakuの渡辺さんと友人の造花作家 向井日香ちゃんと yohaku office & showroom + riyou project (仮) の現場で打合せです.
現場の方は、中央の柱の高さがカットされ柱と梁を繋ぐ役物が設置、A棟の方は、上部の組梁が施工され始めていました.
今回は梁が柱に対して斜めに交差していく箇所もあるので、柱側と梁側のブロックをそれぞれ組み合わせた役物を真ん中の隙間に入れ、それぞれを固定しています.角部分は梁側にL字の役物を入れています.
片面の梁を設置し、外側の梁も実測、加工し設置していきます.組柱と組梁の交差部は緊張感があっていいですね。梁が渡ってきたら、照明も早く変えたくなってきました.
さて、現場で柱が建ってきたのを見ながら悩んでいたフレームの在り方について、先日渡辺さんにご提案をしました.
フレームについては、もちろんそのまま白木の仕上げもあり得ると思いますが、我々としては、何か一手間加えたいと思いました.
最初は単なる無彩色ではなく、色味の入ったグレー(光の加減によっては、黄色や緑の混じり方の強弱、変化が出るような)ペンキ塗装を考えていたのですが、、、
最近渡辺さんからよく、藍染めの話を聞いていたことと、我々も今春初めて、藍染めの服を購入したことで、藍染めへの興味が高まっていたのもあり、藍などの染料を塗ってみるというのはどうかとご提案をしました.
我々も恐る恐るの提案だったのですが、予想以上に渡辺さんがこの話に興味を持って頂き、さっそくyohakuの藍染めネットワークによって様々な検証や藍の花の集め方等を模索して頂きました.いつも草木染めで造花を作っている日香ちゃんにも色々と相談させて頂きました.
yohakuで取り扱っている色々な染め物の生地やTシャツも見せて頂きました.板締めで作ったグリッド模様の藍染め生地を施工中のフレームに設置してみるとまた表情が変わっていいですね.
第一期工事の木工事も残すところ後少し、終わったらみんなでお疲れ会をしましょう!
Soi 井上