今年も残すところ3日となりました.明祥ビルの1Fも正月の準備に門松を飾りました.
こちらは、南仙台の住宅 主治医プロジェクトでお世話になっているNatures Rock Kawamura Garden カワムラガーデンさんの松ボッチです.
そして本日は、いつもお世話になっているカルチャースタディーズ研究所の三浦展さんにお誘い頂き、玉川学園へ街歩きに行ってきました.
この土地は、玉川学園を建てる際に学園の運営と同時にこの土地の開墾を進めたそうです.
小田急線が走る部分は谷になっていて、沿線は坂の多い場所です.
多くの家が道路より少し高い位置にあり、アプローチや段差部分の作り方がとても魅力的な街並みです.
この石垣と開放的なブロック塀の外構、とても良いです!!このアイデアはどこかで活かせそうですね!
そして玉川学園には、赤瀬川原平さんの自邸、ニラハウス(設計:藤森照信さん)があるんです.
屋根は、既に銅板葺きに変わっていて、ニラは生えていませんでしたが、、、この塀と屋根の関係、ちょこっと飛び出す茶室のボリュームはとても素敵な建築でした!
坂をぐるぐる回りながら下側からも覗いてみましたよ.残念な事にこんなに素晴らしい建築が現在、空き家なんだそうです、、、.
3時間程歩き続け、クタクタになった後は、地域のママさん達が主催した小料理屋へ.
ここは以前、三浦さんが講演を行った際に「どうすれば玉川学園でコミュニティが生まれるのか?」という質問に対して、ご飯で繋げばいいと答えたことがきっかけで、地域の施設を利用して、地域のママさん達が集まり、小料理屋をオープンしたんだそうです.
三浦さんらしいなと思い、みんなで楽しく美味しい時間を過ごせました.
Soi 井上