本日は、NINOWの什器仕上げ作業でLIU KOBOの工房がある旧劇場で一日作業DAYです!
Soiのアトリエに届いた出展者の皆様の生地を台車に乗せて、横浜まで電車移動です.
LIU KOBOでは、既に大工の劉さんに製作してもらった什器の枠が並んでいました.とても綺麗な仕上がりです!
届いた生地を枠に合わせてカットして、裏側からタッカーで固定していきます.
それぞれの生地が全く違う性質のため、なかなか苦戦しています.(写真は terihaeru さんの新作生地”うにといくら”)
極厚のボリューミーな生地から破けてしまいそうな凄く薄い生地まで、同じフォーマットの枠にはめていきます.
生地が貼り終わったら什器の蝶番になる2mm厚のフェルトをカットしていきます.
その間、親方の劉さんに什器をお渡しし、枠の裏側に固定用の押縁枠をフィニッシュで留めて頂きます.
屏風のように開く什器をクランプで固めてまずはボンドでフェルトを接着していきます.
また生地サンプルを掛けるためのハンガーパイプとして銅パイプ(実は、明祥ビル+Soiプロジェクトの1F工事を現在して頂いているシグマテックの現場監督井出さんに頼んで、設備屋さんから仕入れてもらい、カットまでして頂きました)を1本ずつ磨いていきます.
フェルト蝶番は最後に真鍮ビスで留めていきます.
フェルトがビスに巻き込まれないように特殊なワッシャーをつけて施工しています.
(船に使う特殊なワッシャーを劉さんが用意してくれました!)
最後は開いて、銅のパイプを刺します.
今回は設営時間が2時間と非常に短く、(搬入から墨出し、設営、照明セッテイングまで、、、)
什器はフレームを開いて、銅のパイプを刺して、重りを乗せるだけです!
重り部分の下にもフェルトをつけ、先日届いた片平板の重りを載せるだけで完成です.
NINOWの看板もこんな形です.
何とか丸一日で作業が完了しました.
展示会は10月26日、27日です.
Soi 井上