今日はをシリカライムの池田さん、田中さんとPain au Sourireにてランチミーティングをしてきました.
ご相談していた沼田のパン屋併設住宅の進捗の報告と先日新しく始動したプロジェクトのご相談をしてきました.
パン屋さんは、前回ご相談した時からのスタディの変化を説明し、我々がどんな事を考えたか(またはどんなものを見聞きして、その考えに至ったか)お話しました.
池田さんがお話していた、その地域の記憶を読み、地域の木造のあり方や感覚、壁の角度、左官に組み込ませる素材等を実現できるといいという言葉がとても素敵だなと思いました.
最近読んだ『石造りのように柔軟な: 北イタリア山村地帯の建築技術と生活の戦略』という本に書かれていた
その土地で取れる石の違い(色、形状、強度、性質等)が石の積み方の違いに表れ、地域性に繋がっている
という話がとても興味深く、地方で活動する時はぜひその土地の建ち方や作り方を、流通・製品化された建材ではなく、素材から(もしくはそれに近い状態から)検討したいと考えていました.
地層の繕い/Stratum mendingで恊働した emamima の中谷さんも シリカライム に大変興味を持って頂いたので、本日の打合せに同席して頂き、
今後の制作に何か発展できないかを話し合いました.
7月中にシリカライムさんの事務所を青山に移し、材料に触れることができるアトリエも同時に構えるそうで、完成したら遊びに行くことになりました.楽しみです!
Soi 井上