常滑出張レポート
明祥ビル2Bに入居のうなぎの寝床 白水さんに同行し、常滑市に伺いました.
アテンドしてくれたのは、プロダクトデザイナーで、常滑在住の高橋孝治さんです.
まずは、常滑焼の歴史を知るため、とこなめ陶の森資料館・陶芸研究所 に行きました.
常滑の歴史概略を学芸員の小栗さんにご説明頂き、資料館から研究所へ. 資料館は、堀口捨己の設計(1961年)です.
淡い紫色のモザイクタイルが水平面と垂直面で微妙に色調を変えて貼られています. いきなりの名建築との出会いに興奮気味です.
館内に入ると吊りの手摺子が綺麗な階段が迎えてくれます.
気積の大きな空間を気持ち良いリズムで分割、誘導しています.
展示空間は、銀色に統一されています.
常滑焼との調和を考えた大変美しく実験的な空間です.
床の銀色釉薬のタイルが塩ビタイルに覆われてしまっているのが、とても残念ですが。。。
トップライトからの光は、鈍い銀色の空間を柔らかく廻っていくように設計されています.
バルコニーを通って、屋上も見せて頂きました.
屋上から常滑の街を見下ろし、皆さんの問題意識や景観に関する思いを聞きました.
Soi 大和田