建築家の藤本壮介さんが初期に設計されたThouseが10周年記念展「昨日・今日・明日」という展示で公開されていましたので早速見学してきました。
Thouseはアートのコレクションが趣味のお施主さんのための住宅です。中央に向かって放射状に壁(下地と合板のみで半分が白塗装されています。)が立っているとても特徴的な住宅です。中央に向かって部屋が開くことで小さな部屋が向こうの部屋まで連続して見通せるので、プラン以上の広さを感じられるような空間でした。
放射状に中央に開くプランなので、中心的な空間かと考えていたのですが、体感してみるとあまり「中心」を感じない空間でした。
キッチン/寝室と書斎と壁
特徴的な壁の配置を間仕切かたのディテールがとても興味深かったです。
途中で建具の軸が切り替わるよるように壁に沿ったり通路を塞いだりします
外観は少し閉鎖的で周辺環境に対してはとても閉じられた家ですが、、、、外観のコンパクトさよりも広く感じられる内部空間でした。そしてなんと建設費が坪40万だそうです!
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T house10周年記念展「昨日・今日・明日」
会期 2015年10月25日(日)、11月1日(日)・7日(土)・8日(日)・21日(土)・22日(日)
・時間 13:00~18:00
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Soi井上